バラック4発、ドイツが大勝


言葉弾むバラック
2002 FIFAワールドカップ準優勝のドイツは、このところ精彩を欠く親善試合が続いていた。ポルトガル開催のUEFA EURO 2004(TM)本大会ではチェコラトビア、オランダと同じ激戦区のグループDに入っているドイツだが、バラックはこの日の結果で、本大会に向けたドイツ代表の準備は再び軌道に乗ると確信している。「重要な勝利だった」とバラック。「どんな場合でも7得点は快挙だ」

序盤のゴール
ドイツの先制点は15分。バラックが左足でマルタのGKマリオ・マスカットを抜く低い弾道のシュートを決めた。バラックはその2分後、フィリップ・ラームのクロスに頭で合わせ、リードを2点に広げる。

代表初ゴール
ドイツは33分、スコアを3-0とする。ゴール前に詰めていたバイヤー04・レバークーゼンのDFノボトニーが、相手GKマスカットの判断ミスをつき、至近距離から代表初ゴールを奪った。

フリンクスが追加点
ハーフタイム3分前には、BVボルシア・ドルトムント所属のMFフリンクスがゴールし、ドイツは前半を4-0で折り返す。フリンクスは、この日ツキに恵まれなかったGKマスカットの頭上を越すシュートを決めた。

マスカットが退場
後半に入ると、バラックがヘディングでさらに2点を追加することになる。59分には、自身3得点目、チーム5点目となるゴールを決めた。一方、終了12分前、マルタのGKマスカットに、忘れられないような悪夢が訪れる。マスカットは、ペナルティーエリア外でドイツのFWミロスラフ・クローゼにファウルを犯して退場。10人になったマルタは、残り時間でさらに2点を失う。

ヘディングラッシュ
ドイツは86分、バラックが自身4得点目を記録し、ゴール前での決定力を見せつけた。さらに後半ロスタイムが2分経過したところで、ボビッチがやはりヘディングシュートを決め、ゴールラッシュを締めくくった。

サウジアラビア相手に8-0やらかしたのもそういえばゲルマンでしたねー。ラトビアが虐殺されませんように!